Hair Donaion
人毛寄付 賛同美容室
ヘアドネーションって何?
子どもたちに人毛のヘアウィッグを無償提供している活動です。つまり、ボランティアで「髪の毛を寄付」することです。
ヘアは髪の毛、ドネーションは寄付、寄贈という意味を表します。髪の毛を寄付したい人と、ウィッグが必要な人の橋渡しをしているのが、Japan Hair Donation & Charity( JHD&C「ジャーダック」)というNPO法人になります。
ヘアドネーションで集まった髪の毛はどうなるの?
この活動に参加する方々、全国から集まった髪の毛で、「小児がん、白血病、先天性無毛症、不慮の事故」などで毛髪を失った子どもたち(18歳以下)一人ひとりに合った人毛ウィッグを作成し、無料でプレゼントし、多くの子どもたちを笑顔にしています。病気などで髪の毛を失った人が使う医療用ウィッグというものは、数十万円もする高価なものなのです。さらに大人と違い、子どもは成長過程にあります。これからどんどん成長をしていくなかで、サイズ調整が難しく、子ども用の医療ウィッグというのはとても少ないというのが現状なのです。
私たちOPSISもこのヘアドネーション活動に参加させていただいております
我々が様々な選択肢からこのJHD&Cを選択したのは、OPSISに長年通ってくださっているお客様からのご紹介がきっかけでした。お話を伺い、改めて活動の内容を知ることにより、我々のサロンでも少なからず「お手伝い出来ることがある」と思う事が出来、参加の意思を固め登録させて頂いております。私たちOPSISも賛同美容室として登録後、すぐに「ヘアドネーション希望」の嬉しいご予約もいただきました。ご来店いただきましたお客様に尋ねると、このような活動をインターネットで知り、自分の住んでいるところの近くの美容室でやっていないかと調べてOPSISに辿りついたとおっしゃっておりました。現在、埼玉県内では19のサロン、川越エリアでの登録はOPSISのみとなっているのが現状です。今後、我々の活動により少しでも多くのサロンでこのような動きが出てくればと願っております。
ドナーの皆さまに対して
OPSISでは、ドナーをご希望される皆様に対しては、「ヘアドネーション用のカット」を施術しております。ヘアドネーション用のカットといっても、ただ長さを切るだけではなく希望のヘアスタイルにしっかりとカットさせていただきます。上記写真のように、乾いた状態でゴムできつく結んでからカットさせていただき、カットさせていただいた髪の毛は、袋に入れてお持ち帰りいただくようになっております。また、実際にウィッグを使用している子どもたちに対しては、ウィッグのメンテナンスをさせていただきます。(※別途料金がかかります)
よくある質問
Q. 長さの規定はあるのでしょうか?
A. 長ければ長い方が良いですが、最低でも切り口から「31cm」は必要になります。ただし、毛先が不ぞろいでも問題ございません。また、レイヤー、シャギーが入っている場合でも問題ございません。
Q. どんな髪質でも大丈夫ですか?
A. 極端なダメージ毛(ブリーチ毛、強いパーマがかかっている)でなければパーマ、カラー毛、白髪や癖毛でも問題ございません。 ※送る直前の過剰な施術は不要です
Q. どんな状態で送ればいいのでしょうか?
A. 以下の状態でお送りください。 ・完全に乾かしている状態である ・31cm以上の長さがある ・切り口をゴム(輪ゴムも可)でしっかりと束ね、同じ人の髪をまとめてある状態
過剰な包装は開封に時間を要してしまい、作業のスピードアップのためにも簡易包装にご協力をお願いいたします。また、輸送中に髪の毛がバラバラになってしまわないようにお気をつけください。
送付方法は、普通郵便または宅配便等でも、ご自身の送りやすい方法で問題ございません。
OPSISでカットしていただければ、綺麗にカットしてそのまま送れる状態にしてお渡しいたします。したがって、特別な梱包等は必要ありません。
Q. どこに送れば良いでしょうか?
A. 送付先は以下になります。
〒530-0022大阪府大阪市北区浪花町13-38 千代田ビル北館 7FJapan Hair Donation & Charity(JHD&Cまたはジャーダック)
私たちの想い
昨今では、NHKのドキュメンタリーでこのヘアドネーション活動が特集され、徐々に多くの人にこの「ヘアドネーション活動」が認識されてきたのではないかと思っております。私たち美容師の仕事の中のひとつである「髪の毛を切る」ということ。当たり前のように毎日サロンワークで行っていることです。この仕事を通して、目の前のお客様はもちろん、病気や事故で髪を失ってしまったような小さな子どもたちをも幸せにできるのだとしたら、とてもうれしい事です。こうした、お客様からの ・自分の切った髪の毛を有効に利用したい ・子どもたちに提供したいという想いに改めて、日々大切にお一人ひとりの髪を扱わせていただきたいとOPSISスタッフ一同思っております。こちらの活動に対しての質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。